facilities
透析設備
透析室
当院の透析室は2階フロアに3ブロック配置されています(第1~第3)。患者さまがリラックスして治療を受けられるよう、各ベッドにアーム式テレビをご用意し、透析室は明るく清潔な環境を整えています。
フラットベッドタイプや電動リクライニングベッドタイプをご用意しており、快適に過ごしていただけるよう配慮しています。無料Wi-Fiも完備しておりますので、お手持ちの端末を使って気軽にインターネットに接続頂けます。
第1透析室 | 12床 |
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第2透析室 | 20床 |
第3透析室 | 13床 |
OHDF | 8台 |
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IHDF | 37台 |
個人用透析機器 | 1台 |
透析関連装置
当院では透析関連装置を日機装社製で統一し、透析用水作成から末端の透析監視装置まで全てを一元化管理し、定期的にメンテナンスを行うなど機器故障の未然防止に努めています。また、突然の不具合が発生した場合も、訓練を受けた専門の技士がいち早く対応致します。
透析支援システム
透析中の患者さまの状態監視や機器の監視を日機装社製の「FNWシステム」を採用することにより、ヒューマンエラーを無くすと共に、適切な患者管理や効率的な業務ができるようにしております。
また、当院のサテライトクリニックとも施設間連携を行っており、急な患者さまの移動にもスムーズに対応できます。
オンラインHDF(OHDF:血液濾過透析)
通常の透析(HD)では除去しづらい物質(分子量が大きいなど)を除去する目的で透析液を補液(オンライン透析液)しながら濾過をかけることで効率良く除去する方法です。
補液の量は患者さまの疾患や症状から少量~大量まで幅広く対応し、アミロイド沈着や掻痒症などの合併症の予防が期待できます。
I-HDF(間歇補充型血液濾過透析)
HDFの変法で透析中、時間ごとに補液(間歇補液)を行う方法です。一過性に血管外の水分を引き込むことにより、血圧低下を防ぎ、抹消循環の改善効果が期待できます。
1回補液量は50~200mlで30~60分毎に補液を行います。間歇補液を行うことで血圧の変動がある場合があり、患者さまの透析中の循環動態により補液量や回数を決めています。
透析液・水質管理について
透析治療では、透析液を直接体内に入れる治療を行っております。当院では透析液清浄化に対して各関連学会等に準じた最新の管理基準を設けて厳しく管理しております。
また、透析排水に関しても排水基準を満たしており、公共の環境への配慮も行っております。
バイオセーフティフード(陰圧ブース)
患者さまの感染を防ぐ為に感染予防スペース及びバイオセーフティフードを設け、感染予防に努めております。
陰圧ブースにて透析治療を行うことで、新型コロナウイルス感染症予防対策をはじめとした、さまざまな感染症対策に対応し、安全に透析治療を行います。